当ホームページのブログをご覧いただきどうもありがとうございます。
本記事が開業をお考えの先生方のホームページ制作会社、担当者選びの参考にしていただければ幸いです。
良い担当者と巡り合い、ご開業のスタートダッシュの実現をお祈りしています。
制作会社ホームページに担当者が実名顔出ししているかをチェック
顔出し=責任の所在が明確
クリニックのホームページ制作では、誰が作るかが非常に重要です。
Web全般の知識、医療に関する知識、診療報酬に関する知識、医療広告ガイドライン(※医療機関の宣伝内容を規制する厚生労働省の指針)を理解し、患者さんに正しい情報を伝えるためには、専門知識と倫理観を持つ担当者が欠かせません。
新規開業をお考えの先生への最大のアピールとして、担当者の実名で、制作実績を制作会社ホームページに掲載するのは理にかなった施策だと考えます。
しかし実際には、会社ホームページに、顔も名前も出さない制作会社が多いのが現状です。
顔出ししていない会社では、担当変更が頻繁で責任の所在が不明確なケースが多く、制作後のトラブル対応が遅れがちとなるケースがあるようです。
一方で実名・顔出ししている会社は、「自分が作った」という誇りと責任を持って仕事に向き合っているようです。
全ての案件を把握できませんので、あくまでも私の感想です。また、特定の会社の営業活動を妨害する意図もありません。
医療サイトこそ「信頼感」が最重要
患者さんが初めてクリニックを探すためにホームページを訪れた際、TOPぺージの次に、どのページが多く閲覧される傾向にあるかご存じでしょうか?
それは院長先生の紹介ページです。
つまり医療では、名前と顔が信頼の象徴といえます。
同じように、ホームページ制作会社も「誰が作っているか」「誰が作ってくれるのか」が信頼の源になります。
匿名の担当者に「先生の人生をかけた開業サイト」を任せられるでしょうか?
ドクターが実名で責任を持つのと同じように、制作担当者も自分の顔と名前を出して責任を果たすべきだと私は考えてています。
顔出し担当者のいる会社は離職率が低い
制作担当者が実名顔出しできるということは、会社がスタッフを大切にし、長期的に働ける環境を整えている証拠です。
離職率が高い会社では、途中で担当が変わり、納品後の保守(※サイトの更新やセキュリティ管理)も曖昧になります。
顔出し文化がある会社は、チームとしての一体感があり、修正や改善の相談もスムーズです。
顔出ししている=実績を公開できる
担当者の実名が出ている制作会社では、過去の担当実績も同時に掲載していることが多く、医療分野での制作経験やSEO(※検索エンジン最適化)対策の事例も確認しやすく、担当者の得意分野が一目でわかります。
これは先生が学会や論文で実績を公開するのと同じで、「透明性こそ信頼」です。
制作会社を選ぶときは、「担当者紹介ページ」や「スタッフブログ」があるかも必ず確認しましょう。
顔出しできない理由がある会社は要注意
顔を出さない制作会社には、いくつかの共通点があります。
- 離職率が高く、担当者がすぐ変わる
- 実際に誰が作っているか不明(実際の担当が別にいるケースも)
- 顧客対応で責任を取りたくない
これらの理由で顔出ししていないのであれば、長期的なパートナーとしてリスクになります。
顔出しができるかどうかは、「誠実さのリトマス試験紙」と言えるでしょう。
一方、個人情報保護や特に女性でしたら抵抗があるのは理解できます。しかし、会社に所属していても個人で仕事を受注する時代です。特にWebマーケットの世界では、多くの会社で個人がYoutube、SNSで責任をもって発信しています。既に実名顔出ししている会社はWebマーケットの本質を理解していると私は考えています。
まとめ
ホームページ制作会社、特に担当者選びを間違うと、経営に大ダメージを与えてしまいます。
先生の運転資金口座から毎月お金が消えて行きます。
院内も「だらだら働いてラッキー」という空気が蔓延し、いざ、忙しくなるとスタッフが辞めていきます。
顔出しをしている誠実な担当者を選び、信頼されるクリニックのホームページを一緒に育てていきましょう。
コメント